ビエンチャンは、大都市のような夜遊びを期待すると静かに感じますが、街角のバーを期待すると意外なほど多彩です。旅行者が実際に足を運ぶ店は、大きく3つに分かれます。ビアラオを飲みながら食事をするビアバー、ライブバンドが入るパブやバー、そして中心部から離れた場所にあり、夜遅くに始まるクラブです。この3つは営業時間も雰囲気も行き方も違うため、「ビエンチャンの夜遊び」は実際には3通りの夜があると考えたほうがよいでしょう。このガイドは、当サイトに掲載しているクラブ、パブ、ビアバーの営業時間と紹介内容をもとにまとめています。
ビアバーとレストランバー いちばんラオスらしい夜
ビアバーという名前ですが、実態はレストランに近い店です。生ビールや瓶のビアラオを頼み、豚の首肉の炭火焼き、ラープ、トムヤムなどのラオス料理やイサーン料理と一緒に楽しみます。掲載しているビアバーの多くは午後6時か7時ごろに開店し、午後11時半から午前0時の間に閉店します。土曜日は午前2時まで営業する店もあります。客の多くは地元の人で、メニューはラオス語と英語の併記、雰囲気はにぎやかというより落ち着いています。大きなビアバーは大人数でも入れるので、複数人で旅行しているときに便利です。
ライブミュージックバーとパブ バンド、カクテル、ウイスキー
ライブミュージックバーはバンドの演奏が主役で、ビールや料理は脇役です。午後9時に始まり午前2時まで営業する店があるほか、地元バンドが毎晩演奏する倉庫風のビアガーデンもあります。パブのカテゴリーには、ウイスキーの品ぞろえが豊富なアイリッシュパブ、メコン川沿いのベルギービールバー、ヒップホップ系のカクテルバー、ソファのあるラウンジなど、性格のまったく違う店が混在しています。店名ではなく紹介文で判断してください。川沿いの店は昼から営業していることが多く、市中心部のパブには午前1時から3時ごろまで開いている店がいくつかあります。
クラブとKTV 午後10時から午前4時まで
クラブの多くは市中心部ではなく、郊外の幹線道路沿いにあります。大きな店は、タードゥア通り、ドンパラン地区のクーヴィエン通り沿い、サイターニー郡に集まっています。営業時間はおおむね午後8時か10時から午前4時まで、週末は午前4時半までです。午前1時に開店して4時に閉店する店も1、2軒あります。店内はダンスフロアよりもテーブル席やソファ席が中心で、ほとんどのクラブにカラオケ個室(KTV)があります。客層はラオスの若者が中心で、DJやステージショーもあります。ドレスコードのある店もあるので、ビーチサンダルと短パンは避けてください。テーブル席やKTVルームには最低注文額などの条件が付くことがあるため、座る前に確認しましょう。
3つのタイプの早見表
ビアバー:午後6時か7時ごろ開店、午後11時半から午前0時ごろ閉店。地元客が中心で、ビールと一緒に食事を楽しむ店です。 ライブミュージックバーとパブ:夜から午前1時から3時ごろまで。バンド演奏、カクテル、ウイスキーがあり、店のスタイルはさまざまです。 クラブとKTV:午後8時から10時ごろ開店、午前4時まで。中心部の外にあり、テーブル席が中心で、客はラオスの若者がほとんどです。
何時ごろ行けばいいか
よくある流れは、夕暮れ時にメコン川沿いか、夕方早くから開くナイトマーケットのどちらかに行き、そこで夕食をとり、午後8時か9時ごろにビアバーやライブミュージックバーへ移り、クラブには遅い時間に行くというものです。クラブは明け方まで営業しているので、午後10時前に着く必要はありません。営業時間は店によって異なり、変わることもあるため、各店舗のページで確認してください。週1日の定休日がある店もあり、多くは月曜日か日曜日です。
出かける前に帰り方を決めておく
深夜は路上で車をつかまえにくく、郊外のクラブ周辺ではさらに難しくなります。ホテルを出る前にLOCAなどの配車アプリを入れておき、帰りの車はアプリで手配するか、ホテルに頼んでください。帰りが遅い場合や翌朝の出発が早い場合は、近くにドライバーがいることを当てにせず、事前に予約しておくほうが確実です。これは当サイトの交通ガイドでもすすめている点です。飲酒後にバイクを借りて帰るのはやめましょう。
夜間の安全対策
夜は銀行の支店内やショッピングモール内のATMを使ってください。走ってくるバイクからのひったくりがときどき起きるため、バッグは車道と反対側に持ち、スマートフォンは使うときまでポケットにしまっておきましょう。現金は必要な分だけ持ち、貴重品はホテルのセーフティボックスに入れておきます。ラオスでは薬物は違法で、罰則は重いです。誘われても必ず断ってください。飲み物は目の前で注がれたグラスで飲み、グラスから目を離さないようにしましょう。トラブルに遭ったときは、ビエンチャンのツーリストポリスが旅行者からの相談を受け付けています。連絡はホテルに手伝ってもらえます。